矢部川シンポジウム 『矢部川の流域治水を考える』※ライブ配信
とき
2021年12月12日(日)13:30~16:50
ところ
YouTubeLiveにてライブ配信(参加費無料、申込みは必要ありません)
https://youtu.be/Yvz5k36Nnow
毎年のように豪雨災害がおきています。
私たちの矢部川流域においても、平成24 年九州北部豪雨による甚大な被害が発生したほか、毎年のように中小規模の水害に悩まされています。
国は気候変動による大規模水害の多発を受け、これまでの治水対策に加えて氾濫域も含めて一つの流域として捉え、流域のあらゆる関係者が協働し、流域全体で水害を軽減させる治水対策「流域治水」への転換を目指しています。
今回のシンポジウムでは、「流域治水における田んぼダムの可能性」、「矢部川流域の伝統的な水管理」の基調講演を踏まえ、住民と地域の目線で取り組むことができる「私たちの流域治水」を考えたいと思います。皆様のご参加をお待ちしております!
プログラム
※YouTubeLiveご覧の皆様はコメント欄に質問やご意見をご記入ください。可能な範囲ですが、全体ディスカッションにて取り上げさせていただきます。
13:30 開会
13:35 基調講演1
「流域治水における田んぼダムの可能性」
吉川夏樹氏(新潟大学農学部教授)
14:30 基調講演2
「矢部川流域の伝統的な水管理システム」
加藤仁美氏(元九州大学教授、加藤仁美環境デザイン研究室)
15:05 ~休憩15分~
15:20 全体ディスカッション
「矢部川の流域治水を考える」
吉川夏樹氏、加藤仁美氏、山口聖一氏(NPO法人がんばりよるよ星野村)
コーディネーター
島谷幸宏氏(熊本県立大学・球磨川治水策研究室・室長(特別教授)、
九州大学大学院工学研究院特命教授、大正大学特命教授)
16:50 閉会
講師
吉川夏樹(新潟大学農学部教授)
1970年東京都生まれ。東京大学大学院農学生命科学科博士課程修了。
専門は農業水利学。新潟大学着任以来、田んぼダムの研究に従事。効果検証や装置開発のほか、取組み推進のための仕組みづくりについて全国各地で助言している。
それ以外の主な研究は、水田における放射性セシウムの動態、排水の可視化、塩水楔の制御、超音波エコーを用いた水路内の魚類探索装置の開発など。
加藤(松尾)仁美(元九州大学教授、加藤仁美環境デザイン研究室)
1940 年広島県福山市生。1945 年福岡県八女郡黒木町居住。1960 年九州大学工学部建築学科に最初の女子学生として入学、1969 年大学院博士課程修了。
この間建築設計・都市計画講座に所属し、「八女市中央公民館」、「九州大学50 周年記念講堂」、「下和白住宅団地計画」他の設計・計画に参加。1969 年九州大学工学部助手、2000 年九州芸術工科大学教授。2004年定年退職。
1970 年以降、集落、地域研究、水環境、災害研究等に携わってきた。現在糟屋郡新宮町在住。
参考
・流域治水プロジェクト(国土交通省ホームページ)
https://www.mlit.go.jp/river/kasen/ryuiki_pro/index.html
・「田んぼダムの全国展開目指す」(金融ファクシミリ新聞社)
https://www.fn-group.jp/1899/
・昨年度のセミナー「令和2 年7 月豪雨と流域治水を考える」※動画あり
http://www.yabegawa.net/346/
主催
矢部川をつなぐ会 http://www.yabegawa.net/
矢部川の自然景観を守り、文化を守る活動をしている流域の団体が、矢部川の水の恵みに感謝し、次世代に継承するために、平成17(2005)年11月に発足したネットワークです。
※この事業は国土交通省筑後川河川事務所「令和3年度矢部川防災意識等啓発委託事業」として実施します。
問い合わせ
矢部川をつなぐ会事務局(山村塾 小森耕太)
〒834-1222 福岡県八女市黒木町笠原9836-1
TEL・FAX 0943-42-4300 Eメール:sannsonn[at]f2.dion.ne.jp
チラシダウンロード→チラシ(PDFデータ、1MB)