セミナー「令和2年7月豪雨と流域治水を考える」※録画あり

とき

12月13日(日)15:30~17:30 ※終了しました

ところ

YouTubeライブ配信映像を公開しています@うなぎの大東(柳川市)。
https://youtu.be/5Kr9F6c1UIE

令和2年7月豪雨は7月3日から7月31日にかけて、熊本県を中心に九州や中部地方に大きな災害をもたらしました。特に球磨川では、2箇所が決壊、11箇所が氾濫、約1060haが浸水するという未曽有の被害がもたらされました。浸水の深さもこれまでにない規模で、最大9mにも達したと言われています。線状降水帯の多発に加え、土地利用の変遷によって洪水リスクの高い場所も生活圏になってきたことが言われています。

こういった中、住民参加、多自然川づくりに精力的に取り組まれてきた島谷教授ら10名の河川研究者によって、球磨川流域の持続的発展のための流域治水に関する提言「早く流す治水から ゆっくり流す治水へ」が熊本県知事に提出されました。提言には、上流域の低流速化や水田の遊水地化など複数の対策を講じることで都市や地域の魅力を損なわず、流域全体で新しい治水に取り組むことが重要であると書かれています。

今回のセミナーでは、島谷教授から豪雨と流域治水について、また矢部川の流域治水をどのように考えるかお話しいただきたいと思います。セミナー後半では、ライブ配信視聴者と会場に集まる矢部川をつなぐ会関係者からの質問や意見を交えて、流域治水の可能性や課題を考えてみたいと思います。皆様のご参加をお待ちしております!

プログラム

15:30 開会あいさつ
15:40 第1部 講演
16:40 第2部 質疑応答 ※YouTubeLiveご覧の皆様はコメント欄に質問やご意見をご記入ください。
17:30 終了

講師

島谷幸宏氏(九州大学教授)

九州大学大学院工学研究科修士課程修了後、建設省入省。建設省土木研究所 河川環境研究室長、国土交通省九州地方整備局武雄工事事務所 所長を経て、2003年に九州大学大学院工学研究院環境都市部門 教授に就任。工学博士。専門は河川工学、河川環境、小水力発電。

主催

矢部川をつなぐ会 http://www.yabegawa.net/

矢部川の自然景観を守り、文化を守る活動をしている流域の団体が、矢部川の水の恵みに感謝し、次世代に継承するために、平成17(2005)年11月に発足したネットワークです。

後援:柳川市、みやま市、八女市

※この事業は国土交通省筑後川河川事務所「令和2年度矢部川防災意識等啓発委託事業」として実施される予定です。

問い合わせ

矢部川をつなぐ会事務局(山村塾 小森耕太)
〒834-1222 福岡県八女市黒木町笠原9836-1
TEL・FAX 0943-42-4300 Eメール:sannsonn[at]f2.dion.ne.jp

チラシダウンロード→20201213yabegawa_seminar_f

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