矢部川シンポジウム2025 「柳川の水管理システムのこれから~水を“もたせ”る知恵が未来をひらく~」

矢部川水系の下流に位置する柳川市では、約1,100の水門をおよそ700名の方々が管理しています。限られた水を上手に「もたせ」ながら活用するとともに、水害を最小限に抑える独自の水文化が受け継がれてきました。
今回のシンポジウムでは、柳川の水管理のしくみや先行排水について研究されている新潟大学の吉川夏樹氏を講師にお招きし、さらに柳川の水路の歴史や未来像を語っていただくゲストの方々とともに、「もたせ」システムをこれからも維持していく方策について話し合います。また、この「もたせ」システムは、水不足や洪水など水利・水害に悩む世界の地域にとっても、持続可能な水管理のヒントになりうるものです。柳川の経験を通して、私たちが未来に向けてどのように水と関わり、守り、活かしていけるのかを一緒に考えていきたいと思います。
このシンポジウムを通して、柳川をはじめ矢部川流域に育まれてきた水文化を世界に誇れる大切な財産として見つめなおし、その魅力を発信するきっかけになれば幸いです。皆様のご参加を心よりお待ちしております。

※「もたせ」とは、掘割を部分的に狭くしたり、横堀を重視することにより、平野の隅々にまで水をいきわたらせ、大雨の時など満潮時に排水ができない時間を、水路網で「もたせ」てしのぎ、海面が下がってから排水できる仕組みです。

とき

2026/3/7(土) 13:30~16:50

ところ

城内コミュニティ防災センター(城内公民館) 柳川市本町53-1

※お車でお越しの方は柳川市役所北側駐車場をご利用下さい。
※後日YouTube にて録画配信します。視聴希望の方は申込フォームまたはメールにてお申込みください。

定員

80名

プログラム

13:30 開会
13:40 基調講演 「柳川の水管理システムのこれから」
吉川 夏樹 氏(新潟大学農学部教授)
14:30 休憩
14:45 パネルディスカッション
① 事例発表
・乘冨 賢蔵 氏(株式会社乗富鉄工所 社長)
・梅﨑 秋敬 氏(柳川市産業経済部水路課課長)
・平野 幸二 氏(水の会)
② 全体討議
コーディネーター 島谷 幸宏 氏(熊本県立大学特別教授、大正大学客員教授、九州大学名誉教授)
16:50 閉会

※会場にて流域治水や掘割に関するパネル展示を行います。

講師プロフィール

吉川 夏樹 氏 │新潟大学農学部教授
1970 年東京都生まれ。東京大学大学院農学生命科学科博士課程修了。
専門は農業水利学。新潟大学着任以来、田んぼダムの研究に従事。効果検証や装置開発のほか、取組み推進のための
仕組みづくりについて全国各地で助言している。近年力を入れている研究は、アジアモンスーンデルタ地域における
水管理プラットフォームの開発,耕作放棄水田における水文環境の変化など。それ以外の主な研究は、水田における
放射性セシウムの動態、排水の可視化、塩水楔の制御、超音波エコーを用いた水路内の魚類探索装置の開発など。

主催

矢部川をつなぐ会 http://www.yabegawa.net/

矢部川の自然景観を守り、文化を守る活動をしている流域の団体が、矢部川の水の恵みに感謝し、次世代に継承するために、平成17(2005)年11月に発足したネットワークです。

※この事業は国土交通省筑後川河川事務所「令和7年度矢部川防災意識等啓発委託事業」として実施します。

申込方法

申込フォームへのご入力、または以下をお知らせください。
(1)氏名、(2)連絡先(電話・メール)、(3)所属(あれば)、(4)現地見学会への申し込み

申込みフォーム → https://forms.gle/1BmHde15qmf1iUZR8

問い合わせ

矢部川をつなぐ会事務局(山村塾 小森耕太)
〒834-1222 福岡県八女市黒木町笠原9836-1
TEL・FAX 0943-42-4300 Eメール:komori[at]sansonjuku.com

チラシダウンロード→ 20260307矢部川シンポチラシ

◆現地見学会 午前中に「もたせ」の見学会(無料)を開催します

日時:3月7日(土)10:00~12:00
集合:9:45城内コミュニティ防災センター(城内公民館)
内容:井堰や水門をマイクロバスで回り見学します。
定員・締切:先着20名、または3/2(月)に締め切ります。

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